『テラミスティカ』を遊んでいて見つけた、小さな工夫を紹介します。
ちょっとした事ばかりですが、やってみると物凄く遊びやすくなるんですよ。
ぜひとも、お試しあれ。
ここに書いたもの以外に、便利な小ワザをご存知の方はお問い合わせからお知らせください。
みんなで『テラミスティカ』を遊びやすくしていきましょう!
百均で売ってるチャック付き整理袋(何度も開閉できるビニール袋)はボードゲーマーの必需品ですね。
当然『テラミスティカ』の内容物の仕分けにも使っていることでしょう。
そのチャック袋を使って、パワーコマも5人分に分けておきます。
やり方は簡単、5枚の袋にパワーコマを12コずつ入れるだけ。
パワーコマは全部で65コですので5コ余ります。
予備として別の袋に入れておくと良いでしょう。
5人分を小分けしておくと、ゲームの準備で時間を短縮できます。
パワーコマを一ヶ所に固めたままだと、あの小さな物をプレイヤー全員が順々に取り出さないといけません。
つまり順番待ちになりますが、小分けしていれば1袋ずつ渡せば終わりです。
ゲーム中に破棄したパワーコマは、自分が受け取った袋に戻します。
こうすれば、後片付けが楽になるだけではありません。
数えやすくなって、コマを失くしにくくなります。
手持ちの資源を、百均で売ってるような小皿に分けて管理しましょう。
プレイヤーごとに小さな容器を1つ受け取り、その中に資源(労働者コマ、コイン、司祭)を入れるだけ。
分けることで自分の物だけでなく、他プレイヤーの残り資源も把握しやすくなります。
次のアクションを選ぶ時に、他プレイヤーの残り資源量は、非常に大きな情報ですよね。
逆に分けておかないと、自分の手持ちなのかストック扱いなのか、曖昧になる場合が出てきます。
小皿はできるだけ浅い物を選びましょう。
「指先から第一関節まで」が一つの目安になります。
それよりも浅くて使いやすそうな物があるなら、もちろん目安にこだわる必要はありません。
深さがあると、他プレイヤーの残り資源を確認するのに面倒です。
わざわざ立ち上がって覗き込んだり、相手の小皿を近くに引き寄せないといけません。
これが積み重なると結構なストレスになりますから、パッと見で確認できるような「浅い物」が良いのです。
あとは色。
どの勢力のコマを入れても紛らわしくならない、白やベージュなどがあれば理想的ですね。
実際に購入する時は、百均の食器コーナー以外に、園芸用品コーナーも回ってみましょう。
思ってる以上に使えそうな物が揃っている場合があります。
各ラウンド終了時に、余った3枚のボーナスカードに1コインずつ乗せます。
細かな処理が多い『テラミスティカ』の中でも、特に忘れやすい作業ですね。
忘れないためには、どうすれば良いのでしょう?
答えは簡単、目に留まるところに3コインずつ用意しておけば良いのです。
まずは額面1のコインを3コ集めた物を5組作ります。
まず1組をボーナスカードの横に置きます。
これは、ゲームの準備で選ばれなかった3枚のボーナスカードに乗せるための3コインです。
残りは、ラウンド1から4の得点タイルの横に、1組ずつ置いてください。
ラウンドが終わって得点タイルを裏返す時に、横にある3コインを取って、3枚のボーナスカードに置いていくだけ。
これだけで忘れる回数が大きく減りますよ。
地形の変換をする度に、地形タイルの山から探す。
これほど無駄なことはありません。
最初から自分の色を持っておけば、単に置くだけで済みます。
勢力を選んだら、自分の色の地形タイルを集めましょう。
(この時、手の空いているプレイヤーは、他の色をある程度まとめておく)
とりあえずは10枚もあれば大丈夫。
ゲーム中に不足しそうなら、自分の手番じゃないタイミングで補充します。
収入フェイズでの補充も避けた方が良いでしょう。
要は、自分一人のためにゲーム全体の進行が滞らなければ、いつでも構わないんですけどね。
集めた地形タイルは勢力ボードにある、変換サークルの中央に置くと邪魔になりません。
勢力のイラストが描かれている部分ですよ。
余った地形タイルは適当にまとめておきましょう。
フェイズ3のボーナスとして無料スコップを受け取った時など、地形の変換を(自分の拠点地形になるまで行わず)途中で止める場合に使用します。
『テラミスティカ』は細かな処理の多いゲームです。
慣れないプレイヤー同士で遊んでいると、受け取れるはずの収入を忘れがちになります。
見落としを減らすために、ボーナスカードと恩恵タイルを、勢力ボードの左側に集めて置きましょう。
建造物からの収入は、毎ラウンド必ず見ますよね。
なら、その近くに収入系のタイルを集めて、視界に収めてしまおうというワケ。
追記:
受け取る資源の順番を決めましょう。
- 労働者 - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
- コイン - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
- 司祭 - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
- パワー - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
慣れるまでは紙に書いて、一つずつ順番に確認しながら、収入を受け取っていくのです。
まだ取り忘れる場合は、プレイヤー全員で対応しましょう。
スタートプレイヤーから順番に1人ずつ、収入フェイズを処理していきます。
他プレイヤーも見落としがないかを確認しながら。
全員が間違いないと確信したら、次のプレイヤーの収入を処理します。
それでも駄目な場合は……スパルタ式ですかね。
本来のルールからは外れますが「取り忘れた収入は受け取れない」取り決めにします。
後になって思い出しても手遅れ、絶対に受け取れないとなれば、確認漏れも減るはず。
町の設立(ルールブック14ページ目)には以下のようにあります。
「プレイヤーは残っている町タイルから1枚を選んで取り、町を形成している建造物駒1個の下に置きます」
この通りにやってみると、実は遊びにくいんですよね。
- どの建造物の連なりが町になったのか/なっていないのか
- 教団トラックのスペース10に(町タイルの鍵を使って)飛び込めるのか/飛び込めないのか
この辺りが非常に分かりにくい。
だったら分かるように、見やすくすれば良いんです。
やり方は単純明快。
町になった建造物から1つ選んで、上に町タイルを置くだけ。
上が平らな、神殿/砦/聖域が置きやすいです。
住居と交易所しかない場合は、誰からも見えやすい所へ、適当に置きましょう。
自分の教団マーカーをスペース10に飛び込ませたら、町タイルの1枚を裏返します。
これで、自分があと何回スペース10に飛び込めるのか(鍵が何本残っているのか)も一目瞭然ですよ。