Tips(遊びやすくなる小ワザ)

『テラミスティカ』を遊んでいて見つけた、小さな工夫を紹介します。

ちょっとした事ばかりですが、やってみると物凄く遊びやすくなるんですよ。

ぜひとも、お試しあれ。

 

ここに書いたもの以外に、便利な小ワザをご存知の方はお問い合わせからお知らせください。

みんなで『テラミスティカ』を遊びやすくしていきましょう!

 

1. パワーコマを12コずつ小分けにする

百均で売ってるチャック付き整理袋(何度も開閉できるビニール袋)はボードゲーマーの必需品ですね。

当然『テラミスティカ』の内容物の仕分けにも使っていることでしょう。

そのチャック袋を使って、パワーコマも5人分に分けておきます。

 

やり方は簡単、5枚の袋にパワーコマを12コずつ入れるだけ。

パワーコマは全部で65コですので5コ余ります。

予備として別の袋に入れておくと良いでしょう。

 

5人分を小分けしておくと、ゲームの準備で時間を短縮できます。

パワーコマを一ヶ所に固めたままだと、あの小さな物をプレイヤー全員が順々に取り出さないといけません。

つまり順番待ちになりますが、小分けしていれば1袋ずつ渡せば終わりです。

 

ゲーム中に破棄したパワーコマは、自分が受け取った袋に戻します。

こうすれば、後片付けが楽になるだけではありません。

数えやすくなって、コマを失くしにくくなります。

 

2. 手持ちの資源を小皿に入れる

手持ちの資源を、百均で売ってるような小皿に分けて管理しましょう。

プレイヤーごとに小さな容器を1つ受け取り、その中に資源(労働者コマ、コイン、司祭)を入れるだけ。

 

分けることで自分の物だけでなく、他プレイヤーの残り資源も把握しやすくなります。

次のアクションを選ぶ時に、他プレイヤーの残り資源量は、非常に大きな情報ですよね。

逆に分けておかないと、自分の手持ちなのかストック扱いなのか、曖昧になる場合が出てきます。

 

小皿はできるだけ浅い物を選びましょう。

「指先から第一関節まで」が一つの目安になります。

それよりも浅くて使いやすそうな物があるなら、もちろん目安にこだわる必要はありません。

 

深さがあると、他プレイヤーの残り資源を確認するのに面倒です。

わざわざ立ち上がって覗き込んだり、相手の小皿を近くに引き寄せないといけません。

これが積み重なると結構なストレスになりますから、パッと見で確認できるような「浅い物」が良いのです。

 

あとは色。

どの勢力のコマを入れても紛らわしくならない、白やベージュなどがあれば理想的ですね。

 

実際に購入する時は、百均の食器コーナー以外に、園芸用品コーナーも回ってみましょう。

思ってる以上に使えそうな物が揃っている場合があります。

 

3. ボーナスカードに乗せるコインは最初に用意しておく

各ラウンド終了時に、余った3枚のボーナスカードに1コインずつ乗せます。

細かな処理が多い『テラミスティカ』の中でも、特に忘れやすい作業ですね。

忘れないためには、どうすれば良いのでしょう?

答えは簡単、目に留まるところに3コインずつ用意しておけば良いのです。

まずは額面1のコインを3コ集めた物を5組作ります。

まず1組をボーナスカードの横に置きます。

これは、ゲームの準備で選ばれなかった3枚のボーナスカードに乗せるための3コインです。

残りは、ラウンド1から4の得点タイルの横に、1組ずつ置いてください。

 

ラウンドが終わって得点タイルを裏返す時に、横にある3コインを取って、3枚のボーナスカードに置いていくだけ。

これだけで忘れる回数が大きく減りますよ。

 

4. 自分の色の地形タイルをまとめて持っておく

地形の変換をする度に、地形タイルの山から探す。

これほど無駄なことはありません。

最初から自分の色を持っておけば、単に置くだけで済みます。

 

勢力を選んだら、自分の色の地形タイルを集めましょう。

(この時、手の空いているプレイヤーは、他の色をある程度まとめておく)

とりあえずは10枚もあれば大丈夫。

 

ゲーム中に不足しそうなら、自分の手番じゃないタイミングで補充します。

収入フェイズでの補充も避けた方が良いでしょう。

要は、自分一人のためにゲーム全体の進行が滞らなければ、いつでも構わないんですけどね。

集めた地形タイルは勢力ボードにある、変換サークルの中央に置くと邪魔になりません。

勢力のイラストが描かれている部分ですよ。

 

余った地形タイルは適当にまとめておきましょう。

フェイズ3のボーナスとして無料スコップを受け取った時など、地形の変換を(自分の拠点地形になるまで行わず)途中で止める場合に使用します。

 

5. ボーナスカードと恩恵タイルは勢力ボードの左に置く

『テラミスティカ』は細かな処理の多いゲームです。

慣れないプレイヤー同士で遊んでいると、受け取れるはずの収入を忘れがちになります。

 

見落としを減らすために、ボーナスカードと恩恵タイルを、勢力ボードの左側に集めて置きましょう。

建造物からの収入は、毎ラウンド必ず見ますよね。

なら、その近くに収入系のタイルを集めて、視界に収めてしまおうというワケ。

 

追記:

受け取る資源の順番を決めましょう。

  1. 労働者 - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
  2. コイン - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
  3. 司祭 - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード
  4. パワー - 勢力ボード、恩恵タイル、ボーナスカード

慣れるまでは紙に書いて、一つずつ順番に確認しながら、収入を受け取っていくのです。

 

まだ取り忘れる場合は、プレイヤー全員で対応しましょう。

スタートプレイヤーから順番に1人ずつ、収入フェイズを処理していきます。

他プレイヤーも見落としがないかを確認しながら。

全員が間違いないと確信したら、次のプレイヤーの収入を処理します。

 

それでも駄目な場合は……スパルタ式ですかね。

本来のルールからは外れますが「取り忘れた収入は受け取れない」取り決めにします。

後になって思い出しても手遅れ、絶対に受け取れないとなれば、確認漏れも減るはず。

 

6. 町タイルは建造物の上に重ねる

町の設立(ルールブック14ページ目)には以下のようにあります。

「プレイヤーは残っている町タイルから1枚を選んで取り、町を形成している建造物駒1個の下に置きます」

この通りにやってみると、実は遊びにくいんですよね。

 

  • どの建造物の連なりが町になったのか/なっていないのか
  • 教団トラックのスペース10に(町タイルの鍵を使って)飛び込めるのか/飛び込めないのか

 

この辺りが非常に分かりにくい。

だったら分かるように、見やすくすれば良いんです。

やり方は単純明快。

町になった建造物から1つ選んで、上に町タイルを置くだけ。

 

上が平らな、神殿/砦/聖域が置きやすいです。

住居と交易所しかない場合は、誰からも見えやすい所へ、適当に置きましょう。

 

自分の教団マーカーをスペース10に飛び込ませたら、町タイルの1枚を裏返します。

これで、自分があと何回スペース10に飛び込めるのか(鍵が何本残っているのか)も一目瞭然ですよ。